爆笑問題カーボーイ(過去分)
未だ掃除続行中。部屋がおっそろしく汚いのでソファで寝る日々。ラジオを録音したテープの整理がつきません。放送日も大雑把にしかワカラナイ。さて、その中で見つけたのがこの1本。そんなことしているから掃除終わらないんですよ、は禁句。
冒頭のフリートークで太田さんがこんなようなことをおっしゃっていました。
万有引力や相対性理論はニュートンやアインシュタインが発見しなくても他の誰かが発見したかもしれないでしょう？科学者ってそういう虚しさってないのかな。自然の法則を見つけるってだけで、自分オリジナルの法則を作れるわけじゃないじゃん？だからね、虚しくなんないのかなっていう…
ええと、太田さん。私は太田さんの考えに深く頷いてしまうことは多いけれど、今回はちょっと。「発見するってだけ」ということに対する虚しさはないと思います。なぜなら発見する「だけ」じゃないもの、科学者は。きっと。こんなまだ研究室にも属していないひよっこもひよっこの私だけれどそれは何となく解る。"発見"して、"それをどうやって生活に応用していくか"を考えるのが科学なんですよ。その「もともとあった」自然の法則を見つけることで、自然の恐ろしさ、正直さがわかるんですよ。そりゃあ研究にどっぷり浸かっている生活をしていて結果がなかなか出ないと、何のために…って思ってしまって虚しさを感じることはあるかもしれない。私もそんな人、見てきています。今、岐路に立っている人。でもそれは科学者じゃなくてもそうなのでは？
太田さんはいつも科学の素晴らしさを称えていらっしゃるはず。みんな、自然に帰ろう！昔に帰ろう！と謳ったもののけ姫を、エンデのモモを鼻で笑って*1生活を向上させたのは科学とおっしゃったはず*2。
これは私の勝手な推測に過ぎないけれど、表現者であるところの太田さんは試行錯誤して作り上げていくわけではなくて、最初からぽんと自然から与えられた法則見つけて…どうなの？ってことなんだろうと思う。でもさっきも書いたとおり、その後が腕の見せ所なんですよ(多分)1つの物質が次々と色んな分野に応用できたりするんだもの。それが生活をより便利*3になったりするんだもの。悪い面に傾く時もあるけれども。
つまり、「設定付きコント」だと思っていただければ。自然から与えられた設定で、たくさんコントを作るのが科学者なんですよ。きっと！そしてみんなを笑わせるの。1つの設定でいくつもコント作るからさ？どう？←わかりづらい
…脱線してしまいましたが、私がもし科学に根付いた人間になれたら「虚しくなったとしても、爆笑のお2人がいれば元気です」と言いたい。ええと、結局は好きとか言ってます。ばかめ。
