ネバーランド

ネバーランド (集英社文庫)

ネバーランド (集英社文庫)

ナツイチの蒼井優さんが可愛くて文庫本を買った(不純)のだけど、増版に増版を重ねて私の買ったのは第16版だった。すごいな。
うん、個人的にはイマイチ。終わるのが勿体無いとページを繰っていくお話ではなくて、ざくざく一気に読み進めていく、よく言えばスピード感のあるお話…なのかな。一気に読みすぎて咀嚼が足りなかったかもしれない。そもそも私は作品全体を把握する能力に欠けている*1し。
初めて読んだ彼女の作品、夜のピクニックはどちらかというと"勝ち"だったので成績は1勝1敗。ああ、この成績だと今度どの作品に手を出そうか迷うんだ。困ったなあ。青春系を2作続けて読んでしまったのがいけなかったのかもしれない。いい子で爽やかで賢くて思慮深い高校生はもうお腹いっぱいなのかも。

私の本選びは「書店に行く気分」になって書店で初めて「ピン」ときたものを選ぶので、勘がすべてだ。今回は2冊買って2冊ともイマイチだったので勘が鈍ってる。まずい。あと買った書店では女流作家コーナーに野ばらちゃんの著書がしっかり置いてあった。しっかりしてくれよー。巨泉似のおじさーん。

*1:小ネタばかりを拾う性格なので読書感想文が非常に苦手だった