アンリ・ルソーを見に世田谷美術館へ。分かってはいたけどそりゃあもう遠いのね。用賀駅周辺はまさに「閑静な住宅街」といった感じでちびっ子がわーわー遊んでいるのだけど、ちょっと歩くとルソー。ヒゲのおじさん。素晴らしい。
私は絵画に造詣が深いわけでもなく、むしろ普通の人より全然わからないほどで、ただなんとなくルソーが好きなだけなので美術館などはちょっとしり込みしてしまう。ただ何となく好きならそれでいいのにね。なんだか難しい顔してわかった振りしてみたりして。意味もなく頷いたりして。ばかみたいだ。結局にやにやしてみたり。

個人的には今回の目玉だった"熱帯風景、オレンジの森の猿たち"よりも"虎と熱帯の嵐"?のが好きなのでそれが見られなかったのが残念でした。後者はルソーの名を知る前にレプリカの大きい絵を見て度肝を抜かれた作品なので特に思い入れが強くて。あの作品はどこ貯蔵なんだろう。生きてるうちに一度は本物にお目にかかりたいです。

関連作品では青木世一氏のルソー=キットが素晴らしかった。これじゃあ大きさ分かりづらいけれど、でっかいんだ!ミニチュア版がペーパークラフトキットとして販売してました。買えばよかったかな。あと横尾忠則氏のブラックユーモア溢れる"フットボールをする人々"も。

あ、館内のレストランではルソーにちなんだコースも用意されているようで(2,500円)私は時間が合わずに食べられませんでしたが興味のある方は是非。

自分へのお土産には代表作の切手シール(315円×2)を。