少し前、来年の話をそれとなく匂わせてみたりして、まだ隙があるのか試してみたりして自分の中に「愛がなんだ」の山田さんを垣間見て恐ろしくなった。来年も「物欲しげにうろつく」んだろうか。会わなければ昇華できるだろうに、そして簡単に会わずに済むようになるのに、どうしても手放したくないんだろう。自分から前に進まない方向を選んでいる…のかな、
いや、ちょっと違う。愛だの恋だのじゃなくて人間として尊敬してるから手放したくないんだろう。だって前者に関しては最近とっくに諦めている自分を感じる。今、なぜか以前よりも全方位的に優しさや暖かさを貰っている(と感じる)のだけどそれを受け取って咀嚼する力(=自信)が私には無い。全部丸呑みで消化不良。何で優しいのか何で笑ってくれるのか、そんな価値が私にはあるのかが分からない。私は1番じゃないだろうに。で、それは感情的に「何で!?」という感じじゃなくて、どこか遠い外国のお話のようなぼんやりとした気分。
そもそも話している内容からして私が女として映っているかも疑問。*1
時間を共有したくて近付いてみるけれど、それは紛れも無く好きってことなんだろうけど、好きの種類が微妙に変わってきているのかもしれない。人類愛とか家族愛的な、ドキドキとはやや無縁の。でもたまに好きがひょっこり顔を出してきて、二重にどぎまぎするんだけど。
相手の好意(私の望んだ最終形態じゃないにせよ)に溺れることも出来ず、無理に姿勢を正してみせる自分にちょっと頭を抱えます。いつまで失くしても平気になる訓練をしているんだ。平気になったんじゃなくて麻痺してるんだよ。

*1:お互いが割と稀有な存在であるようで、話している時の歩み寄り方が凄かったりするので嬉しいしすごく楽しいのだけども