最近、塾講師のバイトで化学を教えているのだけれどそれが概ね好評で嬉しいです。本当は2時間で終えるはずだった定期テスト対策の特訓を、生徒の女の子達に頼まれて結局4時間。黒板書きすぎて腕が上がらない。でもようやく学ぶことの楽しさを知った子たちを放っておくことは出来ないし、その場に立ち会えたときの嬉しさったらない。「化学が楽しくなってきた!」なんて言われてしまった日には、4時間だろうがなんだろうが。

彼女達に触発されて私にも、もっと知りたい、賢くなりたい欲が久々にやってきた。
ところで私は辛かった事や苦しかった事なんかをすっからかんと忘れてしまうタイプで、それを乗り越えた達成感や達成感から広がりを見せて繋がっていく自信などというものには無縁の損な性分なのだけど*1、いつまでも頑張りが足りないと思えるのでむしろいいのかもしれない。ひとところに甘んじていることを許してはいけないと思える。
今好きなことが出来て、それがやっぱり楽しくて、楽しんでいるうちに色々な扉が開ける。凄いなあ、幸せなんだなあ。

今日、小学校の同級生らしき子を電車で見かけて、聞いて聞いて、今、こんなに好きな勉強が出来てるんだよ!と自慢したい気分だった。明日(明けて今日)は研究報告会、私の番だ。風邪ひいてる場合じゃない。

*1:でも単純に嬉しかったことは覚えてる