中高生対象の実験講座のTAをやらせていただきました。ほぼ中学生ばかり、50人。眩暈。

中学生ってあんなに挨拶とか全然出来ないんだっけ。私の通ってた中高は挨拶出来る子ばっかりだったんだけどな。同期の男子は「すいません、あのさあ」と半端なタメ口を使われていたし(見てて笑った)、私は私で白衣でふらふら歩いてたら中学生の女子に「うわ、白衣とか着てる」とか言われた。そりゃ着るよ。

さらに熱した直後の試験管を洗おうと水ばっしゃーってかけたり*1、電子天秤の上に薬包紙を置かないでチョクではかりたいモノ(粉末)を置いたり*2、色々とアツかったです。

あ、でもこちらも勉強になるというか、気持ちが引き締まるところもあって実験のコツをほんのちょっとアドバイスしたりすると知的好奇心を刺激される子が多くはないけどいて、その時の 表情といったらこう、何とも言えない喜びに満ちていた。私が教えたことなんて本当に大したことない些細なことなんだけどそこに確かな手応えを感じてくれたことがたまらなく嬉しかった。この手応えを感じた喜びを将来も忘れないでいてくれて、何かのきっかけになってくれたら嬉しいなあ。

先ほど手応えを感じた(ように見えた)子以外の子達も、実験が成功するとやっぱりテンションが上がってて そういうの見ると単純に嬉しいし私も忘れないようにしなくては、と背筋がシャンとする。そういえば大学1年の時に知的好奇心は持ち続けていたいと、自分に誓ったのでした。忘れてしまいがちだけど、頑張ろう。

いい経験になりました。

*1:勿論割れた

*2:どうやってそれをビーカーに移そうというのか